船長釈放一件

日本官憲による中国人船長の逮捕が、日本側からのキックオフだったかどうかは、漁船や船長の素性がはっきりしていないし、なんともいえない。

どちらがはじめたゲームにせよ、この馬鹿げたゲームを一歩的に熱くしてきたのは、中国政府の態度だった。

そもそも歴とした犯罪があったわけで、領海侵犯を理由に逮捕したわけではない。
しかし、逮捕の対象となった犯罪は、公務執行妨害に過ぎないのだから、異例の「釈放」をするまでもなく、正規の法的手続きをとったとしても、そう大した罰にならなかったろう。執行猶予がついて無事帰国。大山鳴動中国ネズミ一匹という程度の話だ。

これに過剰に反応してゲームを複雑にしたのは、中国政府だ。
中国政府が、外交的な非難にとどまらず、経済制裁や報復的な邦人抑留に踏み切ったのは、常軌を逸した反応というべきだろう。
いやいや、中国政府はそういうところだというなら、中国は国際社会のルールを覚える必要がある。それが大国としての「正しい」振る舞い方というべきだろう。

これを看過しておいて、日本人は熱くなるなとしたり顔で説教する向きには、どうも、賛同しかねるね。

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この記事へのコメント

売国民主党
2010年09月25日 09:35
菅政権は、中国の圧力に簡単に屈する政権であることを世界に証明し、悪しき事例を残した。
弱腰の菅・仙谷政権を潰さなければ、尖閣諸島は中国に実効支配される可能性がある。
野党各党はそれぞれの立場で国会において徹底的に菅・仙谷政権を追及し、衆院解散に追い込んで頂きたい。
日本国のために菅及び仙谷を含む民主党の全ての左傾議員を落選させる必要がある。

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  • とりあえず   ~中国漁船事件の今後に思う

    Excerpt: だめもとで、レアアース禁輸に関して、WTO提訴等により国際世論に訴えでもしたら、よかろう。 WTO提訴しても「証拠不十分」であろうが、日本の主張がいれられなくても、中国が国際経済秩序を踏みにじる国で.. Weblog: nagoyan racked: 2010-09-28 23:01